Last modified: Mon Nov 4 00:17:11 JST 2019
インストール時にmicroSDを抜かなければいけない理由
Android は Marshmallow (6.0) から、microSD を、外部メモリではなく内蔵ストレージのように扱える機能が追加された。(Everything you need to know about your SD card and Adoptable storage などを参照願います)
しかし
- 内蔵ストレージに比べると遅いし、起動してからアクセスできるようになるまで時間がかかる。
- 内蔵ストレージのように使うには、最初にフォーマットし直す必要がある。ext4 じゃないかな。
- 内蔵ストレージのように使い始めたら、もう抜くことはできない。抜いたら、工場出荷時にリセットするしかなくなる。
等の弱点がある。
いずれにせよ、microSD を挿して、というか内蔵ストレージとして使えるようにフォーマットした後で Google Play をインストールすると、Google Play が、内蔵ストレージにではなく、microSD にインストールされてしまう。
reddit という掲示板のGoogle Play on Fire HD 10 (2019)というトピックスに
make sure you do so without the SD card inserted. It will install the APKs on the SD card and GPlay willl refuse to update.
という情報がありました。
結局、
- Google Play が、内蔵ストレージではなしに、microSD にインストールされてしまうと、動かない。
- この不具合を回避するために、microSD を抜いて、Google Play が内蔵ストレージの方にインストールされるように工夫する必要がある。
ただしまだ疑問として残るのは、
- そもそも、microSD をフォーマットして内蔵ストレージのように使えるようにしたら、もう抜けないので、「抜いてインストールせよ」とは気安く言えない。
- 抜けるのは、外部ストレージとして利用する、を選んでいる場合。しかしそうであれば、Google Play が外部ストレージにインストールされる事は無いのだから、抜く必要は無いのでは。
- microSD を抜いて、Google Play を入れれば、後は microSD を挿して、内蔵ストレージのように使えるようにフォーマットして使っていても、 Google Play がその後のバージョンアップで microSD の領域にインストールされる事は決して無くトラブルは生じないと言えるのか?